適応障害になって休職した話②
心療内科での診断
心療内科にさっそく電話をした。
予約が必要とか、そういった前知識はあったのでさっそく電話をかける。
体に問題がないことは確認済みであることを伝えると、来診の許可が下りた。
なかなか気難しそうな先生と思ったが、口を挟まずに身の上話を聞いてもらえた。
自分の症状を伝えると、しばらく考えた後
「適応障害ですね......。
正直私は休職した方がよいと思いますが、どうしますか?」
とのこと。
どうやら休職についても、インフォームドコンセントという自由意志による自主選択が必要なようだ。
休職の迷い
正直休職するかとても迷った。
私は1回目の適応障害を発症してからだましだましで仕事をしていたので、
常に体調が悪いまま5年ほど業務にあたっていた。
頭痛なんて当たり前であるし、期限や打ち合わせの前は急に脂汗を出しながらトイレにこもることも多かった。
休みの日ですらベッドから一切出れない。
大好きな車の運転すら億劫。ご飯もまともに食べられずめかぶ単品ですましたり、飲むヨーグルトのみを摂取して一日を過ごす。
風呂すら入れないなんてザラで、とにかくもはや自分の「あたりまえ」になってしまっていた。
休職したらキャリアの予定が、とか、給料も傷病手当で0.6倍になってしまうよな、とかいろいろと休職しないための理由を探していた。
しかし、今回受診したのは「体調不良がこんなにも長く続くなんて」とおもった危機感だった。
そこでいろいろな人に相談を持ち掛ける。
きっかけは旧友やOJT
上記のような話を相談したところ、みな口をそろえて
「本来ならそう悩むべきであるが、君はもうそれを悩める立場にはない。
早急に休むべきだ」
というのだ。
私はここ最近社内ローテーション制度で異動しており、OJTがついていた。
OJTからも
「仕事なら気にするな。まずは休め」
という話を1時間かけて説得してくれた。
古巣の課長も電話で2時間程度相談に乗ってくれたのである。
ここまで説得されると心が揺れる。
結果として数か月連続して休職することにした。
(現在も休職中である)
休職中になにをするか
ただ休職するのにも、だらだらと過ごしてしまってはよくない。
いや、悪くないのだが、2回目の適応障害ということで今後の人生も確実に発生しうる問題だということがよくわかる。
この休職中にどうにか対策を講じたい。
そこで、
1か月は体をやすめるためのフリータイム。だらだらと過ごしなんでもやりたいことをする。寝たいときは寝る。寝れないときは寝ないで夜食を食べたり、たべられないならゲームをしたり、ポエムを書いたり、何でも自由気ままにする。
2か月目以降は医療的な心理テストなどを受け、そもそも自分は問題を抱えていないのか?ということを調べる期間にする。
ADHDかもしれないし、ASDかもしれないし、HSP、もしくはただの気にしいかもしれない。
3か月目以降は心理テストなどで自己分析を続けながら復職に向けて生活を整える。
正直働きたくないし、何もしたくないという気持ちが今は先行しているが、
プライベートにもかかわる問題である。
どうにかこの状況を脱したい。でないとつらすぎて消えてしまいたくなる。
今後の展開については③以降に続きます。